第05話「暴け!鉄鋼傀儡の正体」です。冒頭、ウラニアとイシュタルのやり取りの際に鉄鋼傀儡と呼ばれる機械で出来た昆虫のようなやつが出て来ます。この鉄鋼傀儡は対象の人間に化けることが出来るらしく、今回はこいつが悪さをする訳ですな。
場面は変わって学園。
ミューズは恐い夢をみて悲鳴をあげてしまい、睦が様子をみるために入室してきます。少し話でもしようとそのままミューズの寝具に腰掛ける睦。幼馴染としての見地に立った上での主人公の人となりを語ったり、ミューズのほのかな想いを後押しするような態度を取ります。
睦の言動から、主人公に対して何がしかの好意があるのではないかと尋ねたミューズでしたが、睦はすでに眠りに落ちてしまい、答えを聞けないまま一夜を過ごすのでした。
夜が明けても相変わらずの雨。
梅雨入り宣言をしたばかりの為、しばらくこの天気は続きそうです。ここのところのヒッキー生活のせいで活発なディアナとルーンが不満をあらわにします。
ストレスが溜まっている様子から、みんなで買い物にでも行かないかと提案する睦。土曜日に買い物に行くことに決定したのですが、当然その日は満月。クロスロード鉄鋼兵団が攻めてくるのは目に見えているので、日曜日にズラすことを提案、したのですが……。
3クリックさん並みに我慢が足りないふたりのプリンセス。
窘められたとおりに自重しようとするだけマシですが……。結局主人公が甘い顔をみせてミューズ以外のプリンセスを町へ遊びに行かせることに。留守番の主人公とミューズがお茶をしていると、新聞部の八木が登場。ミューズが学園にいることに困惑します。
ルーンが遊びに行くところを見送った際に、メンバーのなかにミューズがいたことを目撃していたそうなのです。
慌てて睦たちの後を追う主人公。ミューズとはぐれてしまった主人公ですがディアナを発見、さっそくニセ者が出たことを伝えますが目の前のディアナは鉄鋼傀儡が化けていたものであり、態度を豹変させ主人公の前から去ってしまうのでした。疑心暗鬼に囚われた主人公は、彼なりにニセ者を暴こうと行動します。
アル姉、有能。
何やかんやあって、ミューズに化けた鉄鋼傀儡の正体を主人公が見破ったことで破壊に成功します。しかし、いつの間にやら油断したディアナとアルテミスが毒を注入されたらしく行動不能に。そこへクロスロード鉄鋼兵団の襲来が報告されるのですからたまったものではありません。
火急を要することからルーンがテレポートで跳ぶことを進言します。ミューズが止めていたことから何やら禁じ手の一種のようですね。フィラデルフィア計画みたいな惨状が起きる危険が危ないのかもしれません。あるいは寿命が削れるとか。
普通に成功して出撃。今回の敵はセレンが搭乗している鉄鋼羅漢ペンテウスとウラニア。そして部隊長マックールです。毎回出てきては普通に潰される部隊長はそれぞれタロットカードをモチーフとしていたり、ロボットがゲテモノで私好みだったりするのですが、いまいち活躍の機会に恵まれないので可哀想です。
出るときは威勢がいいのですが、倒されても断末魔をあげないのが扱いの悪さを感じさせます。
やっぱやられたわー的なノリで軽く流され、本命の鉄鋼羅漢ペンテウスとの戦闘開始。ミューズが認めているとおりかなり強いガーディアンであるらしく、2体ではまるで歯が立ちません。
ミューズの必死の呼びかけに若干反応したところで、向こうの時間切れで撤退。
結局プリンセスは助けられず、ボロ負けという結果に終わってしまうのでした。鉄鋼傀儡による戦力分断にまんまと引っかかってしまった感じです。まあ今回は騙した敵が上手でしたね。
鉄鋼傀儡よりも会長の正体が気になるのですが……。
幸い犠牲者は一人も出ませんでしたが、睦が鉄鋼傀儡が扮したニセ者であることが判明したのはミューズと睦が一晩ベッドを共にしたからだと会長が言ってのけたせいでレズ疑惑が浮上。
周囲の人間が反応し、大騒動になってしまうというオチがついてしまうのでした。
まあ、こうしてみるとお似合いなのかもしれません。