第02話「敵はプリンセス」は保健室に収容された彼女が目を覚ますところからはじまります。目を覚ました彼女から事情を聞いてみると、彼女は異世界ヘキサムーンのプリンセスであり、クロスロード鉄鋼兵団の魔の手から故郷を守る力。ドルガイヤーの騎士、伝説のドラグーンと会う為に地球に来たのだとか。
本来巻き込まれただけの主人公が今後力を貸す義理などカケラもないのですが、そこはそれ、ドルガイヤーの魂となるドラグーンは地球にたった1人しか存在しない。アコレイドは一生に1度しか出来ない。などと外堀が埋められていくのでどうしようもありません。
結局、腹に一物抱えた生徒会長に誘導されるカタチで、主人公が自発的にドラグーンとしてミューズを助け、クロスロード鉄鋼兵団と戦う腹を決めるのでした。これでもう、何が起こっても自己責任になるということです。酷い話です。
そんな訳で、今後は主人公と生徒会がミューズを全面的に支援することに。当面はドルガイヤーの肉体を分けた、ロストガーディアンを探すことになります。探すというか、ロストガーディアンの回収を目論むクロスロード鉄鋼兵団を利用して横からかっさらうことが目標となります。
クロスロード鉄鋼兵団は満月にならないとヤヌスゲートを通じて地球に来れないので、満月の日以外はこれまで通り学園生活を送ることに。
まさしくTo LOVEるといった感じです。これがドラグーンに課せられた運命なのでしょうか……。こちらとしては「これが……選ばれた者の……!」とエヴァンジェ風にうめくしかありません。
そんなこんなでダラダラと日常を送っていたところで、ようやく満月の日がやってきます。連中が現れた群馬県の月夜野へと飛ぶことになりました。
ドルガイヤーの出番です。
屋外で堂々と全裸の主人公。立派なもんです。何故脱ぐのがミューズでないのか製作者に問い詰めたいところですね。ホモだらけの職場だったのでしょうか?
相手はザグレウスとそれに搭乗しているプリンセスディアナ。今回は、クロスロード鉄鋼兵団に洗脳されているディアナを救出するために行動します。お姫様に洗脳を施すなんて悪い奴らです。魂魄百万回生まれ変わっても、恨み晴らすべきでしょう。
ミューズがザグレウスに乗り込んで洗脳を解除。
残る敵は、正気を取り戻したディアナが鬱憤を晴らすかのように壊滅させてしまいました。
……ムチャな女だぜ。
そんな訳で戦闘終了。
ガーディアンが仲間に加わり、更に主人公も落第を免れてウルトラハッピー。これが最終話でもいいのではないかと感じるくらい大団円的に第02話が終わるのでした。
楽しい宴会でしたね……。