STORY終了。脚本が間に合わず役者に全てを任せればいいという思考停止で撮影を続行。役者が自ら超展開、訳がわからないと泣きを入れながらの撮影続行は学生主動のアマチュア映画製作の雰囲気が出ていて好感が持てました。
映画を完成させた後も、映画の続編を撮りながらゾンビ事件を解決することに。転校生の天王星うずめからハチマジーンと呼ばれるゾンビの王の存在を教えられ、世界の命運を賭けた戦いへ赴くことになります。
やたら硬いラスボス。強さ的には大したことはありません。
サクッと倒して映画もクランクアップ。公開された映画により入学希望者が増えてハッピーエンドという視力回復セミナーのような素敵な物語でした。
プレイ時間は7時間から8時間くらい。『ネプテューヌU』よりは難しかったです。『ネプテューヌU』が『カグラSV』なら、『ブラン+ネプテューヌ』は『カグラEV』って感じ。ボタン連打による思考停止プレイが出来ないので爽快感は薄いです。
攻撃後の硬直が実装されていますし、敵モンスターの耐久力、攻撃力が共に高いので近接戦闘を挑むとあっさり落とされたりします。予備動作で次の行動を読みつつ回避を意識しながら戦うか、遠距離での戦闘を余儀なくされます。基本的にこのゲームの強さは射撃系>近接系ですね。この手の無双系アクションゲームでは爽快感を優先して近接を強くする傾向があるので、射撃系が強いのは珍しいかも。
クリア後は至れりつくせりです。お気に入りキャラだけを使用してさっさとクリア。後はボーナススキルでイベント埋めをするのが効率的ですかね。
クリア後は一撃必殺以外のボーナスを使用してハチマジーンを低レベルキャラで攻略しておきましょう。5000Hitを与えることが条件の鬼畜なトロフィーがあるのであんまり育てすぎると取得できないかもしれません。まあ無茶苦茶強化しない限りはトロフィー取得出来るようになっているとは思いますけど。
お勧めはロムちゃん。変身後にロックオンをして□連打でいけます。他のキャラでもいけますが結構動き回るのでスカることがあるかも……。
EDは相変わらずいい出来でした。EDに関しては他の追従を許しませんね。
そんな訳でSTORY終了です。後はアルバムやトロフィー埋めを頑張るぞい。プレイした印象としては、シリーズファンならこれまで以上に遊べる作品なのでオススメ。学生として活動する女神達が可愛いです。イベント回想が実装されているのでお気に入りのイベントがいつでも見られます。
ただまあ出来の良い作品とはいえないですね。
Setup画面が糞重いので装備変更やらがかなり苦痛です。GalleryでムービーとCGを見れないのもツラい。OPは起動時に流れますし、CGはアルバムから回想出来るからいいとして、EDはマジでどうしようもありません。
戦闘面も問題あり。ロックオンとカメラがよろしくないです。まあ、そういったシステム面よりも演出が前作の『ネプテューヌU』と比較すると手抜き感があるのが残念。特にコスチュームブレイクはネタ的な意味で外しちゃイカんでしょ。初出の作品ならまだしも前作という踏み台があってどうしてこんな作品を出してしまったのか理解に苦しみます。
あまり多くは望みませんが、私がトロフィーを取得するまでにSetup画面の重さを解消してくれるとしたら、それはとっても嬉しいなって思ってしまうのでした。